「天文学と印刷展」@印刷博物館に行ってきました!

日々のこと

こんにちは、まじょこです。

天文学は詳しくないけど子供の頃から星空を眺めるのは大好き!
今は占星術(特にKeikoさんのルナロジー)も好きです。

アロマやハーブも占星術とは深い関係があるのです。
占星術も植物療法も古代から人々の健康に関わっていたのですよね。
まさに、魔女の領域!?好き!
※というか実際には医師が占星術の知識を持っているのが当り前だったりしたんですって。
 今ではオカルトや迷信に分類されるようなことでも、当時は人々にとって最良を求めるための知識の結集だったのだと思います。

数ヶ月前、Twitterで「天文学と印刷展」のことを知りました。
ポスター画像もかっこよくて。
ちょっと気になる…しかしテーマがこう、万人受けするわけではなさそうで自分の周りの誰に刺さるのかわからず。
そのうち一人で行くかあと思っていたのですが。

久々に連絡取り合った先輩からぽろっとこの展示の名前が出て!!

おおお引き寄せ~~~!!笑
あっという間に一緒に行くことになりました!怒濤ー!!

そんなわけで初めて印刷博物館に行ってきました。

※展示会と印刷博物館の詳細は記事の終りに記載してあります

私ね、本が好きなんですよ。
今はだいぶ電子書籍に移行してますけど本音を言えば全部アナログで欲しいの。
子供の頃は大人になったら一部屋は絶対書斎つくって壁いっぱい本棚にするって思ってました。
図書館に住みたい。

なのでもう常設展示の時点でテンションあがりまくり。

更に「天文学と印刷展」エリアに入ったら息が止まるかと思いました。

ねえ!好き!!!!!

好きな!!!世界が!!!広がってるー!!!!

この展示のコンセプト

ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。

天動説から地動説(太陽中心説)への転換が起こるきっかけとなった『天球の回転について』。著者であるコペルニクスの名は知られている一方、本書の印刷者を知る人は少ないのかもしれません。

15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。

https://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/181020/

序盤は天動説であったり非常に「神」の存在を意識させるような世界観が広がっていました。
伝説が息づいているというか。
こういうの好き。

たくさん写真撮りたかったんですけど撮影NGだったのでもどかしくてもどかしくて!

ああ~~心のシャッターフル稼働がんばれ~~~!!!

と何度も思いました。

活版印刷の発明、広まり、職人技の数々…!!
印刷業界出身の我々大興奮。
会話がマニアック。そして矢継ぎ早。
「ペラ印刷…?このページ数!?」「折丁は…」「三方断裁は…」「紙が伸びてるのかな?」「花布が…」「ボール紙…板に革?」「表紙のこんなとこに箔押し!?」「むしろ装丁が見たい」

印刷業界にいたとしても、よほど興味がないと大昔の印刷製本技術や書物現物を見る機会はなかなかありません。
とても貴重な経験ができました。

またタイムリーで感動したのがプリニウスの『博物誌』ですよ…!

なんでかって?
アロマテラピー検定の歴史の分野での出題範囲だからですよ~~!

これ先に見てたらすぐ覚えられたかも?
も~歴史のところでは人名と著書の組み合わせ覚えるのが苦手で…今でもちょっと怪しい けど笑

プリニウス自体は古代ローマの人ですが、ルネサンス期に印刷技術が広まったことで『博物誌』も活版印刷で刊行されて、今回展示されていたということですね…!

勉強ではプリニウス=『博物誌』と覚えるだけのレベルでしたが、これ、全37巻なんだって。

天文学から動物、植物、薬草などなどあらゆる知識を記述しているとのこと…なかにはユニコーンなど空想上の生き物についての記述もあるらしい。
全37巻、しかもかなり大判の本でした。活字も結構小さかったし。挿絵は無いのかな?
だとしたらすっごいボリュームですよね!
う~ん読んでみたい!

中盤からはコペルニクスを取り巻いていた状況や人物などが展示されていました。
コペルニクスは必ずしも『天球の回転について』を出版するつもりではなかったというのは初めて知って驚きました。

学生時代世界史か理科で勉強したかなぁという知識からすると、地動説は当時の(キリスト)教会世界の常識に異を唱えて、コペルニクスは教会にケンカ売ったみたいなイメージだったんですよ。笑

でも違った。
コペルニクス自体はカトリックの信仰者でしかも聖職者(兼医師)だった。

こういうのがすごいなぁって思うんです。
現代においては、まるで信仰やスピリチュアルVS科学みたいな図式が生れがちな気がするのですが、このあたりの時代では科学の探求は神の叡智を理解することという意識があるんですねぇ。

私も自然療法を取り入れていきたいわけですが、対立的な思考ではなくてこういうような統合的な思考でいたいなぁと思います。

まぁでも地動説なんて当時の常識がひっくり返る説なわけだし、コペルニクスはきっと色々悩んだんだろうけど。
ちょっとコペルニクスの伝記でも読んでみたくなりますね~
そしてこの頃から占星術と天文学は分かれていきながら、それぞれ発展していくのですね。

さて、印刷博物館には更にお楽しみがありましたよ!

展示だけじゃない!活版印刷体験ができるよ

印刷博物館の中には印刷工房「印刷の家」というのがあって、木~日曜日はなんと!活版印刷を体験するワークショップに参加することができるのです!

開始時間15時~(体験時間30分)
受付は開始時間10分前の14:50~
先着6名まで
※無料です!嬉しい!

ということで、参加できるかどっきどきでした!

14:30過ぎくらいに1度行ってみたら、当然ながらまだ誰もいなくて。
スタッフさんにお話を伺ってみたら6名を超えてしまっても、2~3回は状況によってできることがあるので、とりあえず並んでみてねって感じでした。
平日でも結構混むことがあるので、10分前より早めに並んだ方が安心とのこと。

予約みたいなことはできませんよ!ちゃんと並びましょう。

そして14:45頃に向ってみると…わー!やっぱり並んでるぅ!
先着6名には間に合いませんでしたが、無事、2回目には参加できることになりました。
良かった~

そして開始時間の書かれた首から下げるカードをいただき、今回のワークショップで作るものの案内を受けます。
私達2回目の開始時間は15:20からでした。
このカードを受け取ってからは展示に戻ったりしてOKです。

今回のワークショップは欧文のグリーティングカードづくりです。

メッセージやロゴなど自分が印刷したいものを考えて、自分で活字をひろって、スタッフさんにアドバイスをもらいながら文字組を行います!

1版で5枚印刷できます…と説明がありましたが、つまり1つの文字組を5枚の紙に印刷できるわけですね。
わかるけど、1版って普通はなかなか使わないよね、業界人だなって密かにニヤニヤしてしまいました。
5枚同じ用紙に印刷するのかと思ったら、数種あるデザインの中から5種類選んで印刷できました!
この用紙もかわいかった。

そして出来上がったのがこちら…★

ブログのアドレス(ドメイン)!!

えへへかわいい。

画像だとちょっとわかりにくいけど、活版印刷なので印刷面はちょっとでこぼこしているんですよ~

文字組した後はこんな感じ!

印刷機にセット!

ハンコの下にある黒いバーがローラーです。

手前にあるレバーを押すとローラーが上がって、上の丸いところからインキをハンコにつけるようになっています。

レバーは半押し→半押し→全押しにすることで綺麗に印刷できます。
ガチャコン、ガチャコン、ガッチャン!って感じ。
楽しい。

これはイギリス製の個人用活版印刷機なんですって。
ちょっと物欲を刺激されますが、この機械は生産終了だそうです。
帰宅してから調べてみたら国内では朗文堂というところが後継機?を開発製造しているようですが、やっぱりお高くてそうそう手が出せるものではなかったです…。http://www.robundo.com/

ワークショップの内容は季節で変わるそうで、今の冬の時期はグリーティングカード、春からは「名前入りオリジナル一筆箋」、夏は「オリジナルコースター」、秋は「和文栞」が作れるそうです。
時期によっては特別なワークショップもあるようですよ!
活版印刷機を手に入れるのは難しそうなので、また機会があれば体験してみたいです!

帰りには物販で図録\3,000と星座早見表\1,620、天体観測ノート\1,080を購入。(全て税込み)
どれもとても素敵だった…欲しいものいっぱいあったけど厳選…!
天体観測ノートはTwitterで見かけて一目ぼれしたものです。
ルーチカさん
https://stelklara.net/ruchka/onlinestore
サイト見たら良さそうなものがいっぱい…星空モチーフ大好き…!欲しくなるこわい…!

とても盛りだくさんで満ち足りた一日でした。
そして帰りの夜空では月と星が煌めいていました。
美しいなあ。生きていて良かった。
今見えている星の煌めきは何百年も前のものだったりするんだもんなぁ。
ご先祖様たちが誰か一人でもかけたら私はいない。
じぶんが今存在して大昔の星の光を見ていること、当たり前の奇蹟ということを思い出します。

それでは本日も幸せな1日でありますように。
ここまでおつきあいくださりありがとうございました。

印刷博物館の詳細

印刷博物館のHPはこちら
https://www.printing-museum.org/

「天文学と印刷」展は2019年1月20日までです。
一般\800、学生\500、中高生\300、小学生以下無料

最寄駅は江戸川橋、飯田橋、後楽園です。
アクセスは下記ご参照ください。
https://www.printing-museum.org/access/

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