こんにちは、まじょこです。
引き続きアロマテラピーインストラクター試験の勉強用記事です。
精油プロフィール記事のデータでも芳香成分が載っていますが、それの逆引きみたいなものです。
残念ながら面白い記事とは言い難いですが、勉強している方の参考になれば幸いです。
※「全部」とか「だけ」などの限定的表現を使用していますが、これは「試験範囲内において」という意味で使用しています。試験対策的に暗記しやすくしているので実際とは異なる場合がありますのでご注意ください!
前置き
●精油は有機化合物の混合物(混合物:化学的に結合していない2種以上の物質からできているもの)
●有機化合物とは、炭素原子Cに水素原子Hが結合している構造を基本の骨格にしている化合物(化合物:2種以上の原子からできているもの)
●有機化合物は炭素原子を骨格としており、その骨格を炭素骨格という。そこに水素原子Hが結合している
●炭素原子Cと水素原子Hだけで構成されている化合物を炭化水素という
●炭化水素の水素原子部分に1~数か所置換されて官能基がくっつことがある
●官能基とは、ある系統の化学反応性や特性を決定する原子(原子団)のこと
●同じ官能基をもつ有機化合物同士は共通した性質を持っていることも多い
つまり…
★精油成分は炭素骨格+官能基でつくられる
★下記の官能基ごとの分類から、異なる精油でも共通した性質を持つ可能性があり、なじみのない精油でも成分を見ることで作用や注意点の判断材料にすることができるようになる
…はずだ!そういうわけでインストラクター試験の範囲なのであり必死こいて勉強しているわけである。
このようなことからも、精油は信頼のおける店で・成分表がきちんと添付されているものを購入することが大事ともいえるわけですね。
官能基による芳香成分の分類と特徴
①モノテルペン炭化水素類
●官能基なし(=炭素Cと水素Hのみからできている)
●名称の最後「~エン」(テルペンは不飽和化合物なので。飽和化合物の場合は「~アン」)
●モノテルペン=イソプレン(C5H8)が2つ=C10H6
●α-ピネン 森林浴の香り
サイプレス(40~60%)、ジュニパーベリー(34%)、ユーカリ、ブラックペッパー、フランキンセンス、ミルラ
●リモネン 柑橘類には全部入っている
柑橘系多い順)オレンジ・スイート≒グレープフルーツ>レモン>ベルガモット>ネロリ
柑橘系以外)ブラックペッパー、フランキンセンス、ミルラ、ユーカリ
●p(パラ)-シメン
スイートマージョラム、フランキンセンス
●γ(ガンマ)-テルピネン
ティートリー、スイートマージョラム
●ミルセン
レモングラス(西)
●サビネン
ジュニパーベリー、スイートマージョラム
サイプレス(40~60%)、ジュニパーベリー(34%)、ユーカリ、ブラックペッパー、フランキンセンス、ミルラ
●リモネン 柑橘類には全部入っている
柑橘系多い順)オレンジ・スイート≒グレープフルーツ>レモン>ベルガモット>ネロリ
柑橘系以外)ブラックペッパー、フランキンセンス、ミルラ、ユーカリ
●p(パラ)-シメン
スイートマージョラム、フランキンセンス
●γ(ガンマ)-テルピネン
ティートリー、スイートマージョラム
●ミルセン
レモングラス(西)
●サビネン
ジュニパーベリー、スイートマージョラム
②セスキテルペン炭化水素類
●官能基なし
●名称の最後「~エン」
●セスキテルペン=イソプレン(C5H8)が3つ=C15H24
●カマズレン
カモミールジャーマンの特徴成分
●パチュレン
パチュリ
●カンフェン
ジュニパーベリー
●サンタレン
サンダルウッド・インド
●β-カリオフィレン
ローズマリー、メリッサ、ブラックペッパー、パチュリ
●β-ファルネセン
ブラックペッパー
●ファルネセン
カモミールジャーマン
●δ(デルタ)-3-カレン
サイプレス
●δ-カジネン
サイプレス
●クシモール
ベチバー
●ビサボロール誘導体
カモミールジャーマン
カモミールジャーマンの特徴成分
●パチュレン
パチュリ
●カンフェン
ジュニパーベリー
●サンタレン
サンダルウッド・インド
●β-カリオフィレン
ローズマリー、メリッサ、ブラックペッパー、パチュリ
●β-ファルネセン
ブラックペッパー
●ファルネセン
カモミールジャーマン
●δ(デルタ)-3-カレン
サイプレス
●δ-カジネン
サイプレス
●クシモール
ベチバー
●ビサボロール誘導体
カモミールジャーマン
※δ(デルタ)はセスキテルペン炭化水素類だけ、サイプレスだけ
③モノテルペンアルコール類
●官能基-OH(ヒドロキシル基)
●名称の最後「~オール」
●モノテルペン=イソプレン(C5H8)2つ=C10H6
●モノテルペン=イソプレン(C5H8)2つ=C10H6
●l(エル)-メントール
ペパーミントの特徴成分
●ゲラニオール バラの香り
ローズアブソリュート&ローズオットー、ゼラニウム、イランイラン、グレープフルーツ、ネロリ、レモングラス(東)、メリッサ
●テルピネン-4-オール 免疫アップ
ティートリー、ジュニパーベリー、スイートマージョラム(25%)
●リナロール
ラベンダーとネロリに多い、ベルガモット、ゼラニウム、クラリセージ、メリッサ、レモン
●ラバンジュロール
ラベンダーの特徴成分
●シトロネロール バラの香り
ローズアブソリュート&ローズオットー、ゼラニウム
●ネロール
ネロリ、レモングラス(東)、ローズアブソリュート&ローズオットー
●ボルネオ―ル
ローズマリー、フランキンセンス
●α-サンタロール、β-サンタロール
サンダルウッド(インド、オーストラリア)の特徴成分
●α-ビサボロール
サンダルウッド(オーストラリア)
ペパーミントの特徴成分
●ゲラニオール バラの香り
ローズアブソリュート&ローズオットー、ゼラニウム、イランイラン、グレープフルーツ、ネロリ、レモングラス(東)、メリッサ
●テルピネン-4-オール 免疫アップ
ティートリー、ジュニパーベリー、スイートマージョラム(25%)
●リナロール
ラベンダーとネロリに多い、ベルガモット、ゼラニウム、クラリセージ、メリッサ、レモン
●ラバンジュロール
ラベンダーの特徴成分
●シトロネロール バラの香り
ローズアブソリュート&ローズオットー、ゼラニウム
●ネロール
ネロリ、レモングラス(東)、ローズアブソリュート&ローズオットー
●ボルネオ―ル
ローズマリー、フランキンセンス
●α-サンタロール、β-サンタロール
サンダルウッド(インド、オーストラリア)の特徴成分
●α-ビサボロール
サンダルウッド(オーストラリア)
④セスキテルペンアルコール類
●官能基-OH(ヒドロキシル基)
●名称の最後「~オール」
●セスキテルペン=イソプレン(C5H8)3つ=C15H24
●ネロリドール
ネロリの特徴成分
●パチュリアルコール
パチュリの特徴成分
●ベチベロール
ベチバーの特徴成分
●ノルパチュレノール
パチュリ
●セドロール
サイプレス
ネロリの特徴成分
●パチュリアルコール
パチュリの特徴成分
●ベチベロール
ベチバーの特徴成分
●ノルパチュレノール
パチュリ
●セドロール
サイプレス
成分名と精油が結びつきやすいものばかりでほっとしますね…
⑤ジテルペンアルコール類
●官能基-OH(ヒドロキシル基)
●名称の最後「~オール」
●ジテルペン=イソプレン(C5H8)4つ=C20H32
●名称の最後「~オール」
●ジテルペン=イソプレン(C5H8)4つ=C20H32
●スクラレオール エストロゲンに似ている
クラリセージの特徴成分
●フィトール
ジャスミン
クラリセージの特徴成分
●フィトール
ジャスミン
⑥芳香族アルコール類
●ベンゼン環+官能基-OH(ヒドロキシル基)間接結合
●名称の最後「~オール」
●名称の最後「~オール」
●フェニルエチルアルコール バラの香り
ローズアブソリュート(多)&ローズオットー(少)
ローズアブソリュート(多)&ローズオットー(少)
エチル=炭素2つという意味。
ベンゼン環の間に炭素の鎖があって-OHがくっついている。
肌にやさしめ。
ベンゼン環の間に炭素の鎖があって-OHがくっついている。
肌にやさしめ。
フェニルエチルアルコールは水溶性のため、ローズオットーにはわずかでローズの芳香蒸留水(フローラルウォーター)やローズアブソリュートには多く含まれている。
⑦フェノール類
●ベンゼン環+官能基-OH(ヒドロキシル基)直接結合
●名称の最後「~オール」
◆特有のにおいと強い殺菌作用。皮膚刺激や神経組織への刺激に注意
●名称の最後「~オール」
◆特有のにおいと強い殺菌作用。皮膚刺激や神経組織への刺激に注意
●オイゲノール
ミルラ
ミルラ
⑧アルデヒド類
●官能基-CHO(アルデヒド基)※カルボニル基(C=O)に水素原子Hが1つずつ結合
●名称の最後「~アール」
●強い刺激臭。皮膚刺激や皮膚感作に注意が必要
●名称の最後「~アール」
●強い刺激臭。皮膚刺激や皮膚感作に注意が必要
●シトラール((モノ)テルペン) レモンのような香り
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、レモングラス(特徴成分)、レモン、メリッサ
●シトロネラール((モノ)テルペン)
メリッサ
●バニリン(芳香族) バニラのような香り ※別名バニルアルデヒド
ベンゾイン
●オクタナール(脂肪族)
グレープフルーツ、オレンジ・スイート、レモン
●デカナール(脂肪族)
オレンジ・スイート
●クミンアルデヒド(芳香族)
ミルラ
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、レモングラス(特徴成分)、レモン、メリッサ
●シトロネラール((モノ)テルペン)
メリッサ
●バニリン(芳香族) バニラのような香り ※別名バニルアルデヒド
ベンゾイン
●オクタナール(脂肪族)
グレープフルーツ、オレンジ・スイート、レモン
●デカナール(脂肪族)
オレンジ・スイート
●クミンアルデヒド(芳香族)
ミルラ
⑨ケトン類
●官能基C=O(カルボニル基) カルボニル基に2つの炭化水素基が結合
●名称の最後「~オン」
●神経組織への刺激。妊婦や疾病をもつ対象者への使用は注意
●名称の最後「~オン」
●神経組織への刺激。妊婦や疾病をもつ対象者への使用は注意
●カンファー ※別名ボルネオン
ローズマリー
●ヌートカトン
グレープフルーツの特徴成分
●メントン
ペパーミント、ゼラニウム
●イソメントン
ペパーミント
●メチルヘプテノン
レモングラス
●ベチボン
ベチバー
●cis-ジャスモン
ジャスミンの特徴成分
●ダマスコン
ローズオットーの特徴成分
●ベルべノン
ローズマリー
ローズマリー
●ヌートカトン
グレープフルーツの特徴成分
●メントン
ペパーミント、ゼラニウム
●イソメントン
ペパーミント
●メチルヘプテノン
レモングラス
●ベチボン
ベチバー
●cis-ジャスモン
ジャスミンの特徴成分
●ダマスコン
ローズオットーの特徴成分
●ベルべノン
ローズマリー
⑩エステル類
●官能基エスエル結合(脱水縮合) カルボン酸類(※)+アルコール(-OH)類
●名称の最後「~イル~エート(~酸~イル)」
●果物のようなよい香り
※カルボン酸類とは、分子中にカルボキシル基(-COOH)をもつ化合物。脂肪酸、酢酸、乳酸、クエン酸などを含む(乳酸、クエン酸はヒドロキシル基をもつためヒドロキシ酸ともいう)
●名称の最後「~イル~エート(~酸~イル)」
●果物のようなよい香り
※カルボン酸類とは、分子中にカルボキシル基(-COOH)をもつ化合物。脂肪酸、酢酸、乳酸、クエン酸などを含む(乳酸、クエン酸はヒドロキシル基をもつためヒドロキシ酸ともいう)
●酢酸リナリル 酢酸+リナロール ※30%くらい入っているとリラックスに最適
ラベンダー、ベルガモット(ラベンダーと同じくらい)、ネロリ(少な目)、クラリセージ(ラベンダーより多い)
●酢酸ベンジル
ジャスミン、イランイラン
●酢酸ラバンジュリル 酢酸+ラバンジュロール
ラベンダー
●安息香酸メチル
イランイラン
●酢酸ボルニル
ローズマリー
●酢酸メンチル
ペパーミント
●酢酸フィチル
ジャスミン
●アンゲリカ酸エステル類
カモミールローマンの特徴成分
●チグリン酸エステル類
カモミールローマン
●(芳香族)桂皮酸エステル
ベンゾイン(スマトラ)
●(芳香族)安息香酸エステル類
ベンゾイン(シャム)
ラベンダー、ベルガモット(ラベンダーと同じくらい)、ネロリ(少な目)、クラリセージ(ラベンダーより多い)
●酢酸ベンジル
ジャスミン、イランイラン
●酢酸ラバンジュリル 酢酸+ラバンジュロール
ラベンダー
●安息香酸メチル
イランイラン
●酢酸ボルニル
ローズマリー
●酢酸メンチル
ペパーミント
●酢酸フィチル
ジャスミン
●アンゲリカ酸エステル類
カモミールローマンの特徴成分
●チグリン酸エステル類
カモミールローマン
●(芳香族)桂皮酸エステル
ベンゾイン(スマトラ)
●(芳香族)安息香酸エステル類
ベンゾイン(シャム)
⑪オキサイド類
●官能基エーテル結合(R-O-R’)鎖状構造のなかに酸素原子Oをもつ ※エーテル結合はオキサイド類だけ
●名称の最後「~オール」、「~オキサイド」
●皮膚刺激に注意
●名称の最後「~オール」、「~オキサイド」
●皮膚刺激に注意
●1,8シネオール(ユーカリプトール)
ユーカリ(多い方が良い)>ローズマリー>ペパーミント>ティートリー(少ない方が良い)
●ローズオキサイド
ローズアブソリュート&ローズオットーの特徴成分
ユーカリ(多い方が良い)>ローズマリー>ペパーミント>ティートリー(少ない方が良い)
●ローズオキサイド
ローズアブソリュート&ローズオットーの特徴成分
⑫ラクトン類
●官能基エステル結合 環状構造のなかにエステル結合
●分子量が大きく水蒸気蒸留法で得る精油には含まれにくい。圧搾法で得る精油に多く含まれる
●ラクトン類の一種のフロクマリン類は光毒性に注意
●分子量が大きく水蒸気蒸留法で得る精油には含まれにくい。圧搾法で得る精油に多く含まれる
●ラクトン類の一種のフロクマリン類は光毒性に注意
●ベルガプテン 光毒性に注意
ベルガモットの特徴成分
●ベルガモテン 光毒性に注意
ベルガモットの特徴成分
●ジャスミンラクトン
ジャスミン
ベルガモットの特徴成分
●ベルガモテン 光毒性に注意
ベルガモットの特徴成分
●ジャスミンラクトン
ジャスミン
(3/27追記:続きませんでしたw)
それでは本日も幸せな1日でありますように。
ここまでおつきあいくださりありがとうございました。
ここまでおつきあいくださりありがとうございました。

コメント
インストラクターの試験を受けようと、勉強していますがテキストの内容をまとめられず勉強が捗らず困っていました。
官能基による分類が分かり易くまとめてあって、とても助かりました。ありがとうございます。
お返事が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。
インストラクター試験のお役に立ちましたら幸いです!
今年の試験は開催がどうなるかなどもあり大変でしたよね。
合格をお祈りしております。